インフルエンザの流行時期は1月~3月です。
インフルエンザの基礎知識を何回かに分けて、ブログで紹介しようと思います。
今日はインフルエンザの症状について書きます。
まず、風邪とインフルエンザは症状も原因も症状もはっきり異なります。
「風邪」は、のどの痛み、鼻水、咳(せき)などの症状を伴う呼吸器の急性炎症です。発熱、頭痛、食欲不振などが起こることもあります。健康な人でも年に数回程度かかるといわれています。
「インフルエンザ」は、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
普通の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴。
インフルエンザに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。気管支炎や肺炎を併発しやすく、脳炎や心不全になる場合もあります。
インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、いったん流行すると、年齢や性別を問わず、多くの人に短期間で感染が広がります。
インフルエンザの特徴
- 潜伏期間 … 1~3日
- 感染経路 … おもに飛沫感染(※)
- 発症 … 急激に38℃以上の高熱が出る
- 症状 … 悪寒、頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状、咳、痰(たん)、 呼吸困難、腹痛、下痢などの胃腸症状 など
- 療養期間 … 一週間程度
※飛沫とは、くしゃみや咳(せき)などで唾液や鼻水が小さな水滴となって飛び散ること。
すでにインフルエンザに感染してことのある方なら、普通の風邪より、身体がだるいのでわかる方も多いと思います。
子どもさんの場合は、判断が難しいこともあると思います。
インフルエンザかな?と思われたら、受診してくださいね☆